お客様より寄せられるよくあるご質問を掲載しております。
A:自然界より抽出したバイオ菌(微生物)と特殊微生物、有用有機質、特殊無機質などを効率的に配分した「自己完結型」で「循環式」のハイブリット水洗トイレです。
処理された水を再利用するので、排水設備、水道水配管の必要もありません。
再生された水には臭気上がりもなく、色づき(黄ばみ、汚水色)もない、一般家庭の水洗トイレとまったく同じように持続的に使用できる画期的なトイレシステムです。
A:通常時は60~70回/日、非常時には最大100回/日までご利用いただけます。
1台で連続100回のご利用の場合、循環水に色が付く場合がありますが、ご使用には
なんら問題はございません。低負荷の状況が続き浄化が進むと無色に近づいてきます。
これ以上のご利用が想定される場合は当社取扱の、し尿分離式コンポストトイレ
「バイオR21」の導入をお勧めします。
A:汚泥処理用に菌の持続性を高めたラファー[バチルス菌]を採用しています。
バチルス菌とは土壌菌の一種で良質の土壌に多く生育し、ウーロン茶、納豆、味噌、
漬物などにも含まれます。この菌を第一処理槽(曝気槽)に1回だけ投入し
増殖させることにより、臭気成分を強力に分解すると共にBODはもちろんの事、
COD・N-Hex・窒素・りん等を強力に除去します。
A:トラックが進入できて100v電源が確保できる場所ならどこでも設置は可能です。
ただし、700~900kg程度の重量があるため土や芝生の上は設置できません。
必ず平らな固いものの上に水平に設置してください。
A:外気温が40℃~-20℃ 最大積雪は2メートルです。
(これ以外の条件については弊社までお問い合わせください)
A:初動操作は下記の手順で行ってください。
1)アースが接続されているかどうか確認してください。
2)配線が正規にきちんとされているかどうか確認してください。
3)主電源コードを差し込んで下さい。
4)各ポンプ、機械類に接続されているコンセントを差し込んで下さい。
シールにコンセントの配線接続が記入してあります。
5)寒冷地向きの製品には処理槽にヒーターが組み込まれています。
寒冷地の場合のみ冬季間(11月~3月)ヒーターのコンセントを差し込んで
下さい。
夏場には絶対にヒーターを入れないで下さい。最悪の場合は事故に繋がります。
6)トイレ室内のブレーカーを全てONにしてください。
7)床下にある一次処理槽、二次処理槽のフタを開け、一次処理槽から給水を始めて
ください。(デラックスタイプW‐Ⅰ型の場合一次処理槽・二次処理槽併せて
400ℓの水が入ります)
8)一次処理槽に十分な水が入りますと二次処理槽にも補給され始めます。
二次処理槽のポンプ上部まで水位が上がりましたら給水を止めます。
9)最後に補給水タンクへ給水します。(約300ℓ)
これで快適に水洗式バイオトイレがご利用いただけます。
A:季節により1ℓ~10ℓ/日程度の循環水が自然蒸発します。
手洗器が付いている機種および温水洗浄器を設置した場合も補給水タンクの水を
使用します。すべて補給水タンクから給水されるので、日常的に水位計を確認の上、
給水してください。(雨水からの給水システムも設置可能です)
特に注意!!備え付けのトイレットペーパー以外のものは絶対に流さないでください。
ポンプの故障、配管の詰まりなど、とりかえしのつかない故障の主な原因になります。
特にタバコ、ガム、生理用品、ビニール製品、その他アルコール類の手拭紙、固形物などはトイレシステムに深刻なダメージを与えます。
・便器内に短時間に大量の水を流したり、連続でご利用した場合、給水槽の水の
供給が追いつかず、水の出が悪くなる場合があります。少し時間をおくと元に
戻ります。
・トイレ利用後は、タンクレバーを回して水を流してください。
・ロータンク内にブルーレットなどの洗浄剤、芳香剤を使用しないで下さい。
・トイレ使用回数は一日60~70人が目安です。災害などの緊急時のみ一日
100回程度までとしてください。この場合に循環水に色がつく場合があり
ますが、使用には問題ありません。使用回数が少ない状態が続くと処理が
進み、色も消えて行きます。
・冬季以外や凍結しない地域のヒーターは必ず電源を抜いてください。
・この製品の外気温適応範囲は‐20℃~40℃の間です。適応範囲以外では
使用しないで下さい。
・冬季の電源は24時間切らず、循環ポンプ、ブロアーポンプを連続運転して
ください。電源を切ると凍結してトイレシステムにとりかえしのつかない
ダメージを与える可能性があります。
・使用上で問題が発生した場合は、必ずメーカーか代理店にご連絡ください。
A:清掃には必ず水か中性洗剤をご使用ください。
塩素系洗剤を使うとラファー「バチルス菌」や、他の有用微生物群に悪影響を与えます。
また、配管やポンプ類にも支障が発生します。
A:設置時に必ず定期メンテナンス契約(有料)を結んでください。
メンテナンス契約を結ばない場合は設置をお断りします。
A:3ヶ月ごとの定期メンテナンスでは次のような作業をします。
1)異物除去槽の清掃、異物の除去
2)バチルス菌の適量追加
3)消耗材の補給と交換(必要時のみ)
4)有用微生物、特殊無機物の正常な効果の確認など
導入後1年毎の総合メンテナンスでの作業は以下の通りです。
1)有用微生物の追加、特殊無機質等の基材の交換
2)特殊バイオ基材の交換
3)特殊活性炭の交換
4)各処理槽の清掃
5)各槽からの水漏れ点検
状 況 | 確 認 点 |
水が出ない |
電源は入っていますか? (主電源・ブレーカースイッチ・コンセントの差込を確認してください。) 床下にある処理槽に指定水量の水は入っていますか? (処理槽の蓋を開け水量を確認してください。) (二次処理槽のポンプの上まで水はありますか?) 機械室の循環ポンプは動作していますか? (動作していないようなら循環ポンプ本体のリセットボタンを押してください。 |
水が汚る |
循環水が正常に循環しているかを確認する為に、便器に水を流してください。 (正常に循環しているのであればオーバーユースが原因ですので、 しばらく様子を見てください) (循環水が流れないようであれば、濾過槽の故障が考えられます。 弊社にご連絡ください) |